10 posts tagged “歌舞伎”
こんなにブログ更新しなかったのは初めてのような。。。
まず、新橋演舞場にて六月大歌舞伎『NINAGAWA 十二夜』鑑賞。
シェークスピアの戯曲を歌舞伎にアレンジしたもの。タイトルの『十二夜』はキリストが生まれて十二日目に東方三賢者が現れて祝福した日をいいます。タイトルと内容はぜんぜん関係ないです。後の慣習となる1601年1月6日に上演したというだけです。現代劇に近い演出なので、イヤホンガイド無しでも楽しめます。
そして小学校の遠足以来の鎌倉の大仏見物。とにかく大仏だけ見てきました。
ついつい遠くの寺社仏閣巡りばかりして近くの鎌倉をおろそかにしていたのを改めてみようと思ったのです。鎌倉の大仏は奈良の大仏とよく比べられることがありますが、奈良の大仏が教科書に載っているのに対して鎌倉の大仏は載っていません。何故かと調べれば、作られた時代だけは分かっているものの、誰が何の目的で建造したのかなど、資料がほとんど残っていないからなんだそうです。
ダイヤモンド社の土江編集長主催、桂吉坊さんの落語の会『名前のないパーティー』に参加。
吉坊さんは26歳とお若い上方落語家です。噺の上手さに唸らせて頂きました。後半のパーティー会場ではミーハーにもツーショット写真を撮らせてもらいました。えへへ。
私が好きな焼肉屋のひとつ、川崎駅前『焼肉 大将軍』にて肉の悦びを味わう。
昔は深夜遠くからでも車やタクシー飛ばして来るお客さんがいたほどのお店です。
『ビジネスで失敗する人の10の法則』ドナルド・R・キーオ/著
世界のコカ・コーラの元しゃっちょさんの本なので、話の規模がデカ過ぎましたが、面白かったです。
『社長の手紙』佐藤満/著
このくらいの規模の社長の話だとすぐに応用出来ていいなぁ、と思いましたよ。
『リンゴが教えてくれたこと』木村秋則/著
8年間無収入で無農薬リンゴ作りに命をかけた『奇跡のりんご』のおじさんが自分で書いた本です。この方、農業にとどまらず、なんでも出来る人です。前歯全部ないけど。
『モノレールガールズ』澤みゆき/著
女性特有の優しさや気遣いで成功するお仕事について知ることが好きなので、同じような傾向の本はひとっとおり読んでいますが、こちらの本はそういう意味ではイマイチインパクトに欠けるなぁと思って読み進めたところ、意外な展開が! 他の職にはなかった行方がありました。
『世界一の美女になるダイエット』エリカ・アンギャル/著
森理世を世界一の美女に育て上げた、ミス・ユニバース・ジャパン公式栄養コンサルタントによるダイエット(食事療法)の指南書です。現代人は食の知識として知っておいた方がよいことばかり書かれています。
『肉声 太宰治』山口智司/著
太宰治の知人友人などが書いた日記や手紙の中から集められた太宰についての文章で構成されています。陰鬱な太宰のイメージは実は太宰本人のプロデュースであったらしく、実際はかなりユーモラスな人だということが分かります。でもダメ人間なことには変わりません。うん、かなりダメ。
『日本人の知らない日本語』蛇蔵&海野凪子/著
外国人に日本語を教える教師と個性的な生徒達(例/任侠映画で日本語を覚えたフランスのマダムとか)とのエピソードを、漫画形式でおもしろおかしく読ませてくれます。日本人の私たち自身、日本語の成り立ちをまったく知らなかったコトにも気付かされます。日々上品な言葉として使っているものが、実は昔のギャル語だったり水商売の世界の言葉だったりするんですから、驚きです。
『結婚願望』久本雅美/著
タイトルのイメージより「独身でいるコトの楽さ」にひたってしまっている感覚に共感。意外や(失礼)、彼女にもそれなりにロマンスの経験があったことに驚きました。
『YOSHIKI/佳樹』小松成美/著
『X JAPAN』のリーダーヨシキがどれだけ凄い人かっていう伝記小説です。本当に天に二物も三物も与えられた人だと思いますが、1%の才能99%の努力も実践してるから凄い。それと同等に沢山の欠落のある人だということも分かります。
『独りぼっち 飯島愛』豊田正義/著
冒頭、飯島愛と懇意にしていたというモト冬樹が彼女からのメール内容を公開していますが、亡くなる直前くらいのはまだしも、一年以上前のメール(一言メールも含め)を全部保存していたってのが不自然でなりません。あらゆる疑問を感じている次第です。
『今日の風なに色?』辻井いつ子/著
このほど第13回ヴァンクライバーン国際ピアノコンクールで日本人初優勝を獲得した盲目のピアニスト、辻井伸行君のお母さんが10年前に書いた子育て記録です。この本を読んでから、初めて彼の演奏を聴いたのですが、聴いた瞬間涙が溢れて来て止まらなくなりました。彼の背景だけではなく、その音は確実に人の心を揺さぶります。最新刊『のぶカンタービレ!』はこれから読む予定。
『いけちゃんとぼく』西原理恵子/著
絵本のような大判装丁。裏切らないサイバラ節。今映画も劇場公開しているようです。 を読む。
米国人気TVドラマ『24』シーズン5を観始める。
再び気力体力睡眠を削る修羅の道を歩き始めてしまいました。
一日も休みなく合間に仕事。(そんなんでいいんですか?)![]()
文字ばっかりでゴメンね。
市川猿之助一門の澤瀉屋(おもだかや)は、ちょっと奇抜な歌舞伎を演るので有名です。スーパー歌舞伎と呼ばれているものが代表的。前に「新・水滸伝」を観たことがあります。
その彼らが現在新橋演舞場で公開している「獨道中五十三驛(ひとりたびごじゅうさんつぎ)」では、普通の歌舞伎では有り得ない舞台演出をしています。(ただしこれはスーパー歌舞伎ではありません)
歌舞伎に限らずですけど、お芝居の舞台上で大量の水を流すのって珍しい仕掛けですよね? というか、大掛かり。
さらに、空を飛び、15役早変わりを見せますのは、主演の市川右近。
序幕で猫の怪と化したお三婆(市川右近)が、ラスト花道からはけるのに、ワイヤーで宙を舞いながらおどろおどろしく飛んでゆきます。シャーッと牙を剥き、両の手を振りかざしてプルプルと小刻みに振るわせ威嚇してます。威嚇しているんですけど、手を振っているように見えなくもなく、目線重なる二階席のお客様方が皆、右近に手を振り返していたのがなんとも可笑しかったです。笑い所ではないんですが、つい吹き出してしまいましたよ。
そして、二幕目ラストの大立ち回りでは、舞台の背がドーンと倒れて来て、大量の水がドカドカ流れ出します。滝の装置です。その水は倒れた背舞台の上を流れて舞台下に落下。循環するように仕組まれています。滝幅は舞台の3/4は占めていたとおもいます。感覚的にはほとんど端から端という幅の滝です。そこで大乱闘ですから、臨場感が溢れますし、見ていて派手です。水が大量に流れていることで、確実にマイナスイオンが発生してましたね。癒された感がありました。マジで。
大詰めでは、市川右近の早変わりの妙を堪能しました。「獨道中五十三驛(ひとりたびごじゅうさんつぎ)」は東海道五十三次を背景に様々な人間模様を見せてゆくお芝居ですが、なぜ「一人旅」なのかと申しますと、一人が合計15役を演じるからなのだそうです。序幕で2役、二幕目で1役、この大詰めで12役分を演じるのです。
有り得ない素早さで変身してゆく段取りも凄いのですが、それぞれの役柄、それこそ老若男女をしっかり演じ分ける市川右近の演技力が素晴らしいです。松山ケンイチに負けない憑依型の役者だと思いましたよ。
最後に、この舞台のある意味一番の見所は、物語のストーリーテイラーとして出てくる、市川笑三郎演じる「弥次郎兵衛の女房」と市川春猿演じる「喜多八の女房」コンビの、合間合間に入るコント(?)です。現代語&時事ネタ&内輪ウケネタを盛り込みつつも、歌舞伎の本筋を崩してはいないやり取りが面白かったです。「お客様がホッとできるように」との趣旨は見事にまっとうされていました。![]()
2つのランキングサイトに1日一回クリックしてくれるととっても助かるので、よろしくね!
8月23日(土)
テアトル銀座に『二十一世紀歌舞伎組』の<新・水滸伝>を観劇してきました。
『二十一世紀歌舞伎組』は、市川猿之助発起人の猿之助一門の若手歌舞伎俳優だけで構成する一座です。特徴としては、門閥外出身の集まりであるということ。2003年以来病床に伏している猿之助氏の意思を引き継いだ面々が継承しているという状況ではありましたが、10年ぶりに猿之助演出で発表する新作が<新・水滸伝>です。脚本(&演出)を担当したのは横内謙介。
中国は宋の時代。広大な湖の中央にそびえ立つ難攻不落の梁山泊に籠る豪傑たちの活躍が描かれた物語。<三国志演義><西遊記><金瓶梅>と並ぶ中国四大奇書(稀に見る優れた書物)の一つ<水滸伝>をモチーフに作られた演目です。原作のキャラクターを活かし自由な発想で作られています。
若手役者の自由な発想で演じる21世紀歌舞伎なだけに、感覚的には現代劇と言ってもいいと思います。
独特のメイクや拍子木でのツケ打ちを全編に活かしているところなど、全体を覆う雰囲気は歌舞伎ですが、舞台装置、演出、演技、台詞などなど、まったくもって現代劇です。イヤホンガイド無しで普通に楽しめます。
そこで特に、現代劇の様相が強くなると宝塚歌劇団との対比を思わされます。元来、男の聖域歌舞伎文化の向こうを張った形で成り立った感がある宝塚ですが、やはり古典の伝統芸能の世界との格差からあまり感じることはなかった対比でした。しかしこの21世紀歌舞伎の場合、現代的である為に「宝塚の逆」をハッキリと意識させられました。
簡単に言えば、同性のみの劇団。男が女形になり(歌舞伎)、女が男装する(宝塚)。しかもそれぞれが美しく魅力的に化ける。
これだけでも充分パラフィリア(性的倒錯)の世界なのですが、<新・水滸伝>に「青華(せいか)」
という美貌の女剣士が登場します。これがさらに倒錯の世界に引きずり込んでくれます。
当時の中国では、女子は纏足されるのが通例のところ、事情から纏足がなされないまま成長した「かたわの女」青華は、「女としてかたわなら、大股で走れる足を駆使して武術を磨き、お家の為に役に立とう」と、男の道を歩む薄幸の麗人剣士なのです。しかもやたら強い。中国版オスカルです。
そう、男装の麗人の役を男が演じているのです。
また、青華役をやった市川笑也の声質が、凛々しい女性そのものなんです。本当は女なんじゃないかと、何度も双眼鏡を覗いてしまいましたよ。もう、ワケわかんなくて、彼女(彼?)の存在がとても楽しかったです。
あえて付け加えるなら、「お夜叉」の役を演じた市川春猿。普通、メイクをして女形に化けるのでしょうが、この方は素顔から女の顔立ちをしてます。こういう顔した女性の知り合い居ますもの。玉三郎だって素顔は男じゃないですか? この春猿の顔の骨格は女性のそれです。彼の存在もかなり気になっておりますよ。
7月20日(日)
銀座歌舞伎座(夜の部)にて、『夜叉ケ池』と『高野聖』を観て来ました。
どちらとも泉鏡花の作。
『夜叉ケ池』では監修、『高野聖』では、出演&演出をこなしたのは坂東玉三郎。
どうやら玉三郎は泉鏡花という作家に肝入りの様子。
作品のあらましはリンクに飛んで頂くとして、特に『高野聖』の舞台演出に驚きました。
冒頭、舞台全面を覆うスクリーンに映し出される映像効果の向こうには、生身の市川海老蔵演じる若い高野僧、宗朝。映像がフェードアウトするにしたがい海老蔵が浮かび上がってくるという手法。現代劇で良く使われる演出です。巨大な回り舞台も大活躍でした。歌舞伎にデジタルを利用するなんて、ビックリしました。
いや、ホント、ビックリしました。
若い高野僧の役の海老蔵。実際海老蔵は今年31歳と若い。
美しいあやかしの女、坂東玉三郎はといえば、立ち居振る舞いは絶世の美女に化けるけれども、実際は58歳。そこで芝居の中でこんなセリフ(アドリブ?)を言う。
「嬢様だなんて、ふふふ、わたしゃ貴男様のオバさんくらいの年ですよぉ」って。会場には笑いが。
たぶん皆そう思ってるんだろうと、玉三郎が先を越して言っちゃったんでしょうね。見透かされたようで、ビックリしました。
『夜叉ケ池』もそうですが、正統派の歌舞伎とはちょっとかけ離れた印象のあった舞台だったので、気がつけば最初から最後まで一度も「大和屋っ」「成田屋っ」などの合の手が入りませんでした。そこんとこが物足りなかったですが、玉三郎と海老蔵が今回の舞台の為に、わざわざ高野山金剛峰寺までお参りに行ったという力の入れ様が伝わってくる作品でした。
今回特筆しませんでしたが、私個人的には、ストーリーや見せ方雰囲気は『夜叉ケ池』の方が好きだったかも。
五十余年ぶりに東京の歌舞伎座、7月7〜31日(夜の部)で上演される『高野聖』(泉鏡花/原作)を見に行く予定ができました。
駅やらどこやら、あちこちに、せくすぅぃーな「海老蔵&玉三郎」(二人を略して、海老玉!)のポスターを見かけていて気になっていたところ、知人より観劇のお誘いを受けました。以心伝心?
この舞台のあらましは、
「坂東玉三郎が旅人を動物に変えてしまう妖艶な女。市川海老蔵がその女の家に泊まる若い修行僧の役。いずれも初役で、玉三郎は補綴(ほてつ)・
演出も兼ねる入れ込みよう。「結末などは原作に近い形に変え、できるだけシンプルにしたい。音楽は尺八の演奏で」と話す。」(TOKYO Web より抜粋)
このポスターだけで「勝ち」ですよ。いや、「価値」。
お心覚えのある方は、今月歌舞伎座へレッツゴーですよ。
たまたま知り合いからチケットを頂いたので、帝国劇場にてミュージカル<ラ・マンチャの男>を観劇してきました。
主演・演出/松本幸四郎(セルバンデス&ドン・キホーテ役)。出演/松たか子(アルドンサ役)。
父娘競演ということで話題になっている本作。
スタッフを確認すると、演出補/松本紀保の名前がありました。こちらが長女。松たか子は次女。
奇遇にも「歌舞伎つながり」で連続する舞台鑑賞。
昨今は歌舞伎役者が俳優として、国内に留まらず海外での活躍も目覚ましく、本作もニューヨークで公演するやらトニー賞受賞するやらなんやらの経歴を持ち、しかも今年の4月15日の昼の部で1,100回公演を記録するそうで、とすると、私が観たのは1,095回目だったようです。
さすが1,000オーバーというロングランを誇るだけあって、すでに出来上がって洗練された舞台でした。海外の作品でありながら、奇しくも歌舞伎の舞台のそれを彷彿とさせます。
私がこの作品から受けた印象は、「ミュージカルなのに、松本幸四郎の語りがメインで観念的」「松たか子の歌が異常に上手くて驚いた」です。
そう、松たか子、むちゃくちゃ歌上手いですよ。お父さんなどどうでもいいほど、上手いんです。
よく動くし踊れるし、セクシーだし、驚きました。
テレビでは、正直言って何も感じなかった女優さんですが、舞台で魅了されました。
舞台女優・松たか子を観る為にだけでも、帝国劇場に足を運ぶ価値有りです。
坂東玉三郎。この人は、すごい。
で、もひとつ凄いなと思ったことがありました。
先日、銀座歌舞伎座にて、四月大歌舞伎(昼の部)を観て来たのですが、能的舞がメインの「熊野(ゆや)」と対局の、人情劇「刺青奇偶(いれずみちょうはん)」での玉三郎のセリフ回しが、やたら現代っ子なんですよ。
劇中、「べつに〜」とか言っちゃうんですよ!とにかく笑いを取ってしまうのです。これって狙っていますよね? ね? ね?
いやはや、実力のある人はなんでもアリなんですね。
教訓です。
自分がやりたいコトを貫こうと思ったら、まずはその世界の権威になること。
タランティーノだって権威に昇り詰めたからこそ、ハリウッドで「キル・ビル」なんていう超オタク映画を撮れたんです。
さあて、がんばろう。
26日。
先月に引き続き、銀座歌舞伎座にて歌舞伎を鑑賞。千秋楽、昼の部。
見所はやはり、中村勘三郎の卓越した演技と、坂東玉三郎の妖艶なあでやかさでしょうか。
私たちシロウトには、ただ観ているだけではなんのことやら分からない部分ばかりなのですが、イヤホンガイドという、演技と同時進行で解説を流してくれる装置を耳に装着しておけばバッチリ理解できるようになっています。
前回には気づいていたのですが、イヤホンガイドはどうやら生放送らしく、片耳をイヤホンで塞いでいても放送側から舞台の音声がそのまま流れてくるので台詞が聞こえなくなるようなことはありません。一度デジタル機能を通すので、むしろ生音より明確に聞こえるくらいです。
ただし、舞台のシンとした中での音とは違って妙に響きが良すぎるのと空気ノイズが混在するため、本来の雰囲気を味わう為にはイヤホンを時折外すことをお奨めします。
イヤホンの有無で舞台の様相すら違って見えることは確かです。音って大事です。
と、今回の舞台ではなんと、スクリーンではよくお見かけする中村獅童が出演していることも、私の気を引く部分でした。「本当に歌舞伎俳優だったんだぁ」なんて、失礼なことも言ってしまったりしてね。
しかし獅童、最後の芝居でやっと出て来たかと思ったら、明治時代の巡査役。洋装だし、大したことも言ってない。歌舞伎らしさなんか微塵もない上、通行人に毛の生えた程度の出演。正直言ってどうでもいい役だったのです。期待していた分、軽くショックを受けてしまいました。彼の歌舞伎界での扱いはこんなものなのかと。歌舞伎界、厳しいなぁと。
でもまあ、彼に云々あるわけではないので、そんな感情はとっとと忘れて満悦で歌舞伎座を後にしました。
その翌日、27日。
またもや時間があったので、独りで映画館に入り、『茶々 〜天涯の貴妃〜』を観ました。
太閤豊臣秀吉が最も寵愛を注ぎ、時代に翻弄された茶々(淀君)という高貴な女性の生涯を描いた作品です。
内容はさておき。
偶然この映画にも獅童が出演していたのです。しかも、徳川家康というものすごい大役で、です。扱いが歌舞伎とはえらい違いです。
映画館内で、「やはり獅童はこっちの人か」と、独り呟いてしまいました。
意図するでなく「和」で締めくくることになった2007年の芸術鑑賞。
「もしかして年齢のせい?」と、穿ってみてはいけない。
こんなワタクシですが、皆様来年も宜しくお願い申し上げます。
まず、11/2(金)
銀座の歌舞伎座にて、歌舞伎鑑賞初体験。
昼の部。花道側の1階桟敷席という贅沢な位置での鑑賞でした。
日本の伝統芸能の精巧さ、重厚さ、粋、気迫、様式美。
意外や、芝居に感情移入もしてしまい、胸にぐっとくる場面も有り。
5時間という長丁場が短く感じたほどのめり込む。
客席からかかる声援(?)「紀伊国屋っ」「橘屋っ」「高島屋っ」と、屋号で呼ぶのがいたくお気に入り。
本物の「幕の内弁当」を食べることができたのも感動のうち。
そして、11/4(日)
パシフィコ横浜の大ホールにて、15年ぶり1日のみの川井憲次コンサート2007を聴きに(観に)行く。
川井憲次氏といえば、「甲殻機動隊」「パトレイバー」「リング」「デスノート(実写版)」その他海外の物も含め、多くの映画音楽を手掛けている作曲家。
民謡コーラス隊参加の世界的に有名なあの曲を生で聴いた時、トランス状態になり鳥肌が立ちました。
会場に来ている面々を見ると、一般的なコンサートというよりは「川井憲次感謝祭」といった様相でしたが、フルオーケストラ+ハープ+ギター+ベースギター+ドラムセット+和太鼓と、
規模はもの凄く大きかったです。
生で観る(聴く)ことに意義の有った2つのライブ。
本当はもっともっと詳しく書きたいのだけれど、クドくなりそうだったのでこんな感じで...。